■軽貨物運送業とはどういうものですか?
委託、軽貨物ドライバー募集・独立開業ドライバー大募集!という求人広告をよく見かけます。手取り月50万円以上!なんて記載もありますが、実際のところどういう仕事なのか?軽貨物運送業は本当にそんなに稼げるものなのか?
■ 実際に月収50万円以上稼げるのか!ホントに良い会社の見極め方教えます!
駅前に置いてある無料求人雑誌を開いてみると、上のような求人内容を書いた文章をよく見かけます。
かっては「日給20000円以上可能!」なんてドカーンと書いてある業者もありますね。
この数字を本当に稼げるのか、稼いでもホントにこの金額を貰えるのか?
もちろん貰える会社もたくさんありますし、当社もその一つですが、いろいろ聞くところによると、
手数料の金額がとんでもなく高額だったり、車(中古)を高額で買わされたり、加盟金が莫大だったりと、
そんな悪徳業者もそこそこの数で聞いていますので、いかに悪徳業者に騙されないかという見極め
が大切です。
初めに勤めた会社がそんな悪徳業者でも、よそを知らないから、良いことばかり並べられ、悪徳かどうか
分からないで勤めている方もいますね。
何でも即決せず、良いことを鵜呑みにせず、試用期間で自分なりに会社との相性や他の従業員に知りたい
ことなどを聞いてみたらいいのでは。
僕の知合いが、ある運送会社へ入り、試用期間中、7日働いたら…日給13000円×7日=91000円
もらえるところがそこの会社の社長の奥さんから言われた一言に頭にきたそうだ!「見習い期間はね、
教えてもらってるんだからお金なんか払えないわよ」だって!…
業界を知らない人ならそんなもんかな?
で終わってしまうかもしれないがその後、どうしたか、すったもんだした挙句、怒ったその友人が親会社
へ連絡、親会社の担当者からその会社へ確認の電話が入り、その社長の奥さん、あわてて振り込んだって言う。
今どき丁稚奉公じゃあるまいし、そんな考え方をする経営者もいるものですね。
とにかく手数料、加盟金、ロイヤリティーの高額や、無理やりの車の購入等は当然として、試用期間内で
ある程度分かりそうだと思うのです。怪しそうな会社は近づかないことですね。
まず会社を決めるにはいろいろと回ってみて上記で書いたことを頭に入れて会社を決定することが大切です。
■ この業界の見てきたこと本当のこと教えます。
私は、広告、求人の世界で30年近く、そしてこの物流、運送業界に入って10年近くこの会社で社員、委託社員の待遇、保険、労災等を現場の立場に立って見てきました。求人広告の原稿から面接はもちろん、スタッフが足りなくて、頼まれれば軽四輪の配送まで行う立ち位置におります。
全てがグレーではありませんが、とかくクレームが多い軽貨物運送業界ではあります。 これから軽貨物運送をはじめようと考えている方に、少しでも軽貨物運送業の実態が分かっていただけたらと思い、 この場でこのサイトを作成しようと考えました。
ここで書くことは真実です。内容を理解していただいた上で、納得してそれでも軽貨物運送を始めてみようと思われたなら、開業なり、まず委託からはじめてみたら良いのではないかと思います。逆に、安易に「稼げる」、「儲かる」的な気持ちではじめたら、「思っていた内容と違う」となってズルズルと決断しないうちに辞められなくなってしまう状況に追い込まれてしまいます。
思っていた内容と違ったら、即、辞めることです。それとも当社で少し働いてみたらいいですよ。少しずつ仕事を覚えながらこの業界のことを教えて差し上げます。
■ 自分の車(リース・ローン・借代車)で配達を行う請負の運送業
軽貨物ドライバーは自分の車(リース・ローン・借代車)を使い、業務委託、つまり請負という形で仕事をします。
そこが軽貨物運送業の一番の特徴です。
タクシーは緑ナンバーでお客さんを車に乗せてお金をもらう訳で、軽四輪は黒ナンバーで荷物を載せてお金をもらいます。この黒ナンバー制度は、軽自動車にしか認められていません。
この軽四輪の黒ナンバーを通称「営業ナンバー」と言います。個人で運送業をはじめる時は、陸運局に届けて許可証が交付されます。ここではじめてお金をもらって運送の仕事をすることが国から許可されるわけです。簡単に言うと、運送事業の社長(個人事業主)になるわけですね。晴れて運送業の第一歩が始まるわけです。
仕事は依頼主(荷主)から業務委託という形で直接受けるか、依頼主から仕事の依頼を受けた運送会社から下請けと言う形で受けます。当社は後者の大手依頼主から依頼を受けた仕事を下請けと言う形でアナタに仕事を依頼します。
ほとんどの軽貨物ドライバーはこんな形の下請けです。
この「下請け」こそが、当社も求人誌で掲載している「業務委託」という事なのです。あくまでも業務委託になりますので、雇用関係はありません。分かりやすく言うと企業同士の「取引」になります。雇用関係は無いのですが、お互いグループとして同じ大手運送会社の仕事を担っている訳ですので、仕事がはかどらない時は電話などで手伝ってもらうことや、突然仕事を休まなければならなくなった時はグループの一員として他の仲間(「下請け仲間」)が助けてくれると言うリンググループのメリットが活かされます。
また、業務上の必要な経費は全てドライバーの負担になります。万が一、仕事中に事故やケガがあったとしても全て自己負担となってしまいます。「請負」・「個人事業主」の運送業である以上、業務上の必要な経費は全てドライバーの負担になります。配達に使う車両からガソリン代、保険代、車検代、オイルやタイヤ交換の費用も全てドライバーの負担になります。
そんな「業務委託」・「個人事業主」の"デメリット"を救ってくれるのが我々「リンググループ」なのです。 何でも1人でやることには限度があります。業務上の経費が足りなくなったり、保険代、車検代、特に仕事中の事故やケガなんか起こしたらどうしたらいいのでしょう?
そんな時困らないように「リンググループ」の一員には、売上げから5〜8%と事務手数料と言う名目でそれを労災保険、軽貨物運送保険などにあてて、常に仕事に専念できるよう、安心・安全を第一に考えています。